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マイヤー英会話 講師の独り言

マイヤー英会話の講師・スタッフが日々を語る。2歳から大人、初心者から上級者、子どもバイリンガルまでのレッスンでの出来事や福岡でのイベント情報などなど載せています。

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英検準2級

英検準2級

の問題

英検は5級から1級まで各級の試験があります。英検の試験全体に言えることですが、英検合格のポイントは第1に英会話(英語の会話を聞き取れる能力)と少しの単語力(どれだけたくさんの英単語を知っているか)です。例えば準2級の試験では、会話の聞き取り能力を測るリスニング問題は全問題75問中30問がリスニング問題で(各問題各1点)、簡単な会話が聞き取れてリスニング問題を全問正解することができれば、残りの筆記試験の方はほとんどなにも分からなくても合格します。

筆記試験の45問はほとんどが4択ですから、すべてをあてずっぽにマークしても、確率的に45X25%=11~12点くらいは自然にとれることになっています。英検準2級の合格点は44点か45点くらいですから、あてずっぽの他には2,3問ほんとうの正解をすればそれで合格です。

従って、英検試験の合格ということだけを目的にすれば、簡単な会話が聞き取れるように英会話を練習するのが最も早道です。

さて、仮にリスニング問題を解決したとして、あと残りの2,3問を回答する算段ですが、単語を覚える他に、文法で2点とる方法があります。

英検の問題はほとんどリスニングと単語の問題で構成されているのですが、わずかに文法知識の問題が入っていて、しかも出題される文法問題はほとんど決まっています。本質的に同じ問題が毎回出題されるので、少ないですけれども出される文法の問題を必勝でマークするのも一法です。

よく出題される問題のひとつが、「条件」の問題です。

例えば、( )内に正しい語句を選ばせる4択の問題:

If it ( ) tomorrow, the baseball game will be cancelled.
1 rains 2 will rain 3 would rain 4 may have rained

正解は1番のrains です。これは、
「時又は条件をあらわす未来の副詞節は、現在形で表す」という文法の問題です。この「  」内の文言は、お経のように、はじめは意味が飲みこめるかどうかはともかくとして、この文言をそのまま覚えてしまいましょう。時又は条件をあらわす未来の副詞節は現在形であらわす、です。
If it rains tomorrow の部分が、条件をあらわす未来の副詞節なので、その動詞rainは現在形、すなわちrainsになるのです。

少し分解いたしますと、tomorrow(あした)とあるとおり、この節は未来のことを述べています。副詞というのは、動詞などを修飾する品詞で、この場合、もし~するとキャンセルされる、という風にキャンセルを修飾しているので、この節全体は副詞節です。

そして、もし~すると、というのが「条件」なのです。(「時」というのは、~するとき、という場合で、これも「条件」と同様に未来の副詞節を現在形であらわします)

「条件」は英語では「仮定」とはっきり区別しなければなりません。なぜなら、英語では仮定は「仮定法」に従い、全く異なった動詞の使い方をするからです。

英語の「仮定」は事実と異なることを仮定することです。例えば、「私が鳥だったら」というのは、事実は私は人間なので、鳥だったら、というのは「仮定」です(よって仮定法に従い、If I were a bird となります)。

対して、明日雨が降れば、というのは仮定ではなく、「条件」です。明日雨が降ることは十分にありうることなので、事実と異なるわけではなく、従って、仮定ではありません。もうひとつ「条件」の例を申しますと、サイコロを振る場合の、もし3がでれば、というのを考えてみましょう。さいころは1がでるかもしれないし、2かもしれないし、3がでるかもしれません。従って、このサイコロを振って3がでれば、というのは(英語の文法での「仮定」ではなく)「条件」です。

話は長くなりましたが、つまり、明日雨が降れば、という節(clause)は、「条件をあらわす未来の副詞節」なので、この節の動詞は現在形(この場合は主語が3人称単数なので動詞の原形+sつき)としなければなりません。

(ちなみに、明日たとえ槍がふっても、ということを英語で表現するとすると、槍が降るなんていうことはありえないので、これは「仮定法」になり、If it should rain pitchforks, とか、倒置してShould it rain pitchforks, と表現します (種類は違いますが槍に相当する英語としては他にSpearsという単語などもあります)。これは文法では仮定法未来と説明されますが、ただし学校での英語教育カリキュラム上少し進んだ文法になるので英検準2級レベルのテストで出題されることはありません)。

後ろの主節でwill be cancelled という風に未来形になっているので、will rain と選んでしまう子も多いのですが、そうすると出題者の「思うつぼ」です。この問題は、受験者が「時または条件をあらわす未来の副詞節は、現在形で表す」という基本的な文法をおさえているかどうかを問う問題です。一時は英検の準2級では毎回だされるくらいの頻出問題でした。

これで、リスニング問題の他で合格に必要な2、3問のうち1つがすでに解決。

永江
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